急性胃炎・腸炎とは?

暴飲暴食や冷たい飲み物の飲みすぎ、腐敗したものを食べたとき、二日酔い、風邪薬や下熱剤などの薬を連用したときなどに、胃の粘膜が急性の炎症をおこすのが急性胃炎です。
食欲不振、吐き気、みぞおちの鈍痛のほか、腸炎を併発すると下痢をおこします。いわゆる一般的な腹痛です。
食事についての基本的注意事項としては、栄養の補給よりも、いたんだ胃腸を休め、保護するために易消化食を基本とし、症状の回復にあわせて常食にもどしていくようにします。症状がひどい時は、絶食、続いて流動食、軟食と順を追って消化しやすい常食から普通の常食に戻していきます。
流動食、軟食、常食とも、他の病弱者の場合でも利用することが多いので頭に入れておくとよいです。

急性胃炎・腸炎のための献立@

急性胃炎・腸炎のための流動食の献立
★残渣(かす)や刺激性のあるものを含まず、かむ必要のない食事にします。
★おもゆ、一分がゆ(おもゆ9:かゆ1)
くず湯、生または半熟卵黄、牛乳、クリーム、ヨーグルト、アイスクリーム、離乳食用かん詰野菜、果汁、実なしスープ、番茶など。
形は流体であっても、十分なエネルギー、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどを含んだものにします。
急性胃炎・腸炎のための軟食の献立(三分がゆ)
★不消化物や残渣の多い食品、香辛料を多く含む加工品などを避け、消化のよいものを軟らかく調理します。
★三分がゆ(おもゆ7:かゆ3)
軟らかい煮込みうどん、マッシュポテト、白身魚のそぼろ、はんぺん、半熟卵、実なし茶碗蒸し、プリン、卵どうふ、野菜の裏ごし、果物コンポート、豆腐、豆腐を使った煮物や味噌汁など。

急性胃炎・腸炎のための献立A

急性胃炎・腸炎のための軟食の献立(五分・七分がゆ)
★五分がゆ(おもゆ5:かゆ5)
トーストパン、オートミール、いもの煮物、湯葉、納豆、凍り豆腐、白身魚の刺身、煮魚、蔭蒸し魚、あみ佃煮、ささみや若鶏のひき肉、いり卵、卵焼き、繊維の軟らかい野菜の軟らか煮、クリーム煮、おろし和え、おろしリンゴやバナナ、ビスケット、カステラなど。
ただし、下痢を伴うときはオートミールや繊維の多い野菜はやめる。
★七分がゆ(おもゆ3:かゆ7)
副食としては、五分がゆに準じたものを用います。バターやマヨネーズを用いてもよいです。
★全がゆ
七分がゆまでの段階で用いられなかったもち、サンドイッチ、焼き魚、各種野菜、果物などを用います。
好ましくない食品例:精白不十分の米、こんにゃく、揚げ物、おから、粒の豆、脂の多い魚、肉、ハム、ベーコン、かたゆで卵、魚卵、漬物や特に繊維の多い野菜、香辛料、コーヒー、アルコール飲料、炭酸ガス飲料。

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